合気道養神館 本部道場 公益財団法人合気道養神会

入会方法

一般部クラス

経験や年齢を問わず
どなたでも安心して始められます

合気道養神館では、「対すれば相和す」の理念のもと、技を磨くだけでなく、心身を鍛え、調和の心と自信を育むことを大切にしています。また、力に頼らず原理に則した動きを追求しており、その技は警視庁にも採用されるほど高い実戦性を誇ります。

ご自分のペースで稽古ができるため、健康のために運動をしたい方、心身を鍛えたい方、実戦的な護身術を身につけたい方など、それぞれの目的に合わせて合気道に取り組めます。

本部道場は、長年の指導実績を持つ日本有数の合気道専門道場です。子どもから大人まで、性別や体力を問わず、初心者の方でも安心して合気道を始めることができます。ぜひ、道場で合気道の楽しさを体験してみてください。

入会方法

コース紹介

一般部クラスは、コースが2つあります。

基本コース

入会方法
稽古内容

初心者向けのクラスです。
基本の立ち方、基本動作、基本技など、合気道の基礎となる動きを一つずつ丁寧に稽古します。

対象

中学生以上・大人(無級から5級までの方)

稽古時間表をダウンロード

一般コース

入会方法
稽古内容

中級・上級者向けのクラスです。
基本技に加え、応用技や武器技にも取り組み、技の練度を深めながら実践力を養います。

対象

中学生以上・大人(4級以上の方)

稽古時間表をダウンロード

月会費

会員種別 毎日会員 週2回会員
成人 13,200円 12,100円
学生 12,100円 11,000円
  • ※毎日会員は稽古がある日は毎日ご参加いただけます。
  • ※週2会員は入会時に曜日を決めていただきます。(月ごとに曜日の変更可)
  • ※ファミリー割引もございます。ご家族2名様で月会費の合計から10%引き、ご家族3名様以上で月会費の合計から15%引きとなります。詳しくは「お問い合わせフォーム」かお電話にてお問い合わせください。

養神会支部団体の方の出稽古について養神会支部団体に登録されている方は、本部道場の「基本コース」および「一般コース」に、1回2,200円でご参加いただけます。
出稽古当日は、入口の窓口で会員証をご提示ください。

道場生の声

運動神経は関係ない。
続けてさえいれば、必ず何かが得られる

60代・女性・自営業

子どもの頃から武道に興味があったものの、なかなか始める機会がありませんでした。この年齢になって「合気道ならできるかも」と思っていたところ、知り合いに「養神館には”基本動作”があるから、初心者でも取り組みやすいよ」と勧められ、入門を決めました。先生方は辛抱強く何度も丁寧に教えてくださり、先輩からも「運動神経は関係ない。続けてさえいれば、必ず何かが得られるよ」と励まされ、その言葉に支えられました。最初は黒帯を取るなんて想像もつかず「死ぬまでに取れたら嬉しい」と思っていましたが、4年間かけて黒帯を取ることができました。

ここぞという時にガチガチになっていたのですが、今では力を抜けるようになりました。

40代・男性・教員

「対すれば相和す」というフィロソフィーに惹かれて合気道を始めました。稽古中はもちろん、仕事やプライベートでも「本当は合気道の技のようにぶつからずにコミュニケーションをとる方法があるんじゃないだろうか」と考えています。
お陰様で、以前はここぞというときにガチガチになっていたのですが、今では力を抜けるようになり、思いが届くようになりました。日本文化には色んな知恵やノウハウ、遺産が詰まっているので、一度触れて損はない。私は人生の楽しみが増えましたし、肩こりもなくなりました。ちょっとでも興味がある方は是非始めてみてほしいです!

姉から「背が伸びた?」と言われました

20代・女性・学生

合気道は身一つで始められるし、力もいらない。一番取り組みやすそうだなと思って始めました。初めて体験に来たときは、道場での出迎えがあまりにも温かくて「あれ、ここって親戚の家だっけ?」と。先生や黒帯の人たちも「見て覚えろ」という感じではなく、しっかり丁寧に教えてくれます。姿勢が良くなったので、最近姉から「背が伸びた?」と言われました。土曜の朝に稽古に来ると、運動ができる上に、その後もだらけずに過ごせて充実した休日になります。「道場」と聞くとつい緊張してしまいますが、そんな必要は全くないので気負わずに来てみてください!

肉体的にも精神的にも人とぶつからなくなってきた

40代・男性・自営業

電車で酔っ払いに絡まれた経験から、護身術を身につけたいと思い合気道を始めました。相手を傷つけずに自分を守れる護身術を探していたところ養神館にたどり着き、その中でも基礎からしっかり学びたかったので本部道場を選びました。稽古を重ねていくうちに、肉体的にも精神的にも人とぶつからなくなってきたように感じます。ここは稽古時間が多く、先生もたくさんいらっしゃいますし、講習会や警視庁の方々と一緒に稽古する機会もあります。自分なりの合気道の楽しみ方が見つけられる理想的な環境なので、まずは見学してみてはいかがでしょうか!?

よくあるご質問

はい、初心者の方でも安心して稽古にご参加いただけます。一般部クラスでは、まずは初心者の向けの基本コースで基本技から丁寧に指導いたしますので、運動経験がなくても無理なく稽古に参加することができます。
はい、合気道は体力や運動経験に関係なく始められる武道です。一般部クラスでは、まずは初心者の向けの基本コースで基本技から丁寧に指導いたしますので、少しずつ体を慣らしていくことができます。
はい、合気道は力に頼らず、原理に沿った身体の使い方を追求するので、お子さまからご年配の方まで、幅広い年代の方が無理なく稽古することができます。
はい、一般部クラスと少年部・親子クラスはいつでもご入会いただけます。ぜひお気軽にお問い合わせください。
はい、見学や体験は随時受け付けています。見学は予約不要のため、稽古時間内のお好きな時間に道場へお越しください。体験はお問い合わせフォームかお電話にてご予約の上、お気軽にご参加ください。

お問い合わせ

ご不明な点はお問い合わせフォーム、もしくはお電話・FAXよりお尋ねください。

合気道養神館 本部道場
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場4-17-15 東陽ビルディング2F
電話:03-3368-5556
FAX:03-3368-5578

少年部・親子クラス

思いやりと自信を磨く
ー 子どもの未来を育む和の武道 ー

少年部では、和の武道である合気道を通じて、お子様が楽しみながら礼儀作法や挨拶、正しい姿勢を自然と身につけることができます。

合気道ではペアを組んで型稽古を行うため、相手と呼吸を合わせて稽古をする中で、コミュニケーション力や相手を思いやる心が育まれます。また、年上の子に教わったり年下の子に教えたりと、学年の違う子たちと一緒に稽古をするため、社会性を育むことができます。

さらに、試合がないため、勝敗にとらわれることなく、協力することの大切さや、塩田剛三先生の「対すれば相和す」の精神を学ぶことができます。そして、級位や段位の審査を通じて、目標を設定し、そこに向けて努力する経験を重ねることで、粘り強さや達成感、「やればできる」という自信を養うことができます。

お子様が心身ともに成長し、他者への思いやりや、自分と目標に向き合う強さを学べる合気道を、ぜひ体験してみてください。

入会方法

コース紹介

少年部・親子コースは、全2コースあります

少年部コース

入会方法
稽古内容

礼法・基本動作・基本技・受け身などの稽古を通じて、礼儀作法や正しい姿勢、護身技の基礎となる動きを身に付けます。

対象

小学生

稽古日

稽古がある日は毎日ご参加いただけます。

稽古時間表をダウンロード

親子コース

入会方法
稽古内容

正しい姿勢や礼儀作法が身につくよう稽古します。
少年部と合同で親子一緒に合気道の基礎から稽古します。

対象

小学生とその保護者

稽古日

週に2日までご参加いただけます。
※入会時に曜日を決めていただきます。
※月ごとに曜日の変更可

稽古時間表をダウンロード

月会費

少年部コース 親子コース
少年・少女
6,600円
親+子1人
14,300円
親+子2人
15,400円
親+子3人
16,500円
  • ※ファミリー割引もございます。ご家族2名様で月会費の合計から10%引き、ご家族3名様以上で月会費 の合計から15%引きとなります。詳しくは「お問い合わせフォーム」かお電話にてお問い合わせください。

道場生の声

足腰が強くなり、坂道も止まらずに登り切れるようになりました。

少年部保護者、少年部:小学6年生・女子

子どもが合気道の練習風景をガラス越しに見て興味を持ったことが、養神館本部道場に通い始めたきっかけでした。合気道を始めてから足腰が強くなり、坂道も止まらずに登り切れるようになりました。子どもも「たくさんの先生方がいて楽しい」と言ってくれています。合気道は身体を鍛えるだけでなく、礼儀や集中力を養える場でもあるので、放課後の時間を有意義に使えるのが魅力です。特に女の子には護身術としても役立つと期待しています。

級が上がるにつれて自信を持ち、礼節も学べることが武道の良さ

少年部保護者:50代・男性・会社員、少年部:小学6年生・女子

心身の成長と礼節を学ぶことを願って、子どもたちに合気道を始めさせました。兄妹で通い始め、兄は初めから楽しんでいましたが、妹も少しずつ合気道に愛着が湧いているようです。今年の演武大会では「見に来ないで!」と言われましたが、終わると「頑張ったよ」と誇らしげに話してくれました。子どもたちが先生方に懐いている姿も微笑ましいです。級が上がるにつれて自信を持ち、「続けたい!」という気持ちが育まれ、礼節も学べることが武道の良さだと思います。

よくあるご質問

少年部クラスには小学校1年生からご参加いただけます。
はい、稽古を通じて自然に礼儀作法や他者を思いやる心を身につけることができます。
はい、合気道は体格や性別に関係なく始められる武道です。子どもや女性の方でも安心して取り組むことができます。
はい、一般部クラスと少年部・親子クラスはいつでもご入会いただけます。ぜひお気軽にお問い合わせください。
はい、見学や体験は随時受け付けています。見学は予約不要のため、稽古時間内のお好きな時間に道場へお越しください。体験はお問い合わせフォームかお電話にてご予約の上、お気軽にご参加ください。

お問い合わせ

ご不明な点はお問い合わせフォーム、もしくはお電話・FAXよりお尋ねください。

合気道養神館 本部道場
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場4-17-15 東陽ビルディング2F
電話:03-3368-5556
FAX:03-3368-5578

国際専修生

令和7年度
第35期国際専修生 募集

塩田剛三先生が創設した養神館合気道をその心構えから学び、過酷な訓練を経て、強靭な肉体と精神力、指導者としてふさわしい人間性を養うことを目的としたコースです。一般の稽古とは一線を画した特別なカリキュラムで構成されており、約1年という限られた時間の中で限界まで合気道に打ち込みます。

修了時に初段と指導者資格(四級までの推薦資格を有する)を取得する事を目標としており、極限まで自己を鍛え抜きたい方、将来的に道場を開き指導者として活躍したい方に最適です。海外の方だけでなく、日本の方もご応募いただけます。

第35期国際専修生コースを希望される方は、下記の要項をよくお読みになり、必要書類をメールでご提出ください。
申込期限:令和7年1月14日(火)必着 受付終了
結果発表:令和7年1月17日(金)

令和8年度第36期の募集案内は、令和7年秋以降に実施予定です。
最新情報は、お問い合わせフォームからお問い合わせください。

国際専修生の声

合気道を極める環境

10代・男性・日本

専修生の魅力は、その「恵まれた環境」にあると思います。
第一に、時間的に集中して合気道に取り組めます。毎日稽古が4時間、それを週5日、11ヶ月も行います。たくさんの技を集中的に憶えて、実践していけるので、非常に効率の良い修練となるはずです。
第二に、確かな技術を持った先生方から教えを受けられる魅力があります。若い方からベテランの方まで、幅広い先生方がいます。本部道場の先生方は基本に忠実な技術を教えてくれます。専修生の稽古内容は一般生に比べてとても厳しいですが、得られるものは間違いなく多いです。
第三に、毎日一緒に練習する仲間がいます。警察官と一緒に練習します。まず、警察官と共に過ごす事が貴重な体験です。そして海外から来る一般人もいます。本気で合気道を学びに来た外国人の方々から、私はたくさんの影響を受けました。

打ち込める時間と、確かな指導者と、仲間の存在。このように専修生コースは、合気道を学びたい者にとって恵まれた環境が整っています。あとは、自分で自分を律していくことがとても重要になってきます。
毎日4時間も稽古をしていると、やはり辛い日も出てきます。そのような時に、どのような気持ちを持つかが大事です。専修生は体力も必要ですが、心の強さが重要です。私自身、厳しい稽古に何度も辞めたいと思う時がありました。そんな時私は「1日1日を乗りきる」事を考え、最後までやり抜く事が出来ました。
専修生をしている間、自分自身を省みる機会が多く生まれました。そのような意味で、私にとって専修生生活は合気道の技術そのものだけでなく、人間性も磨けた1年間であったと思います。この一年間で学んだ事は、今後の生活でも様々なところで活かされてくるのではないかと思っています。例えば、何事も集中力を持って取り組むようになりました。専修生で過ごした時間は、私にとって非常に価値ある経験になったと思っています。

限界の先へ 一生の宝となる旅がここにある

30代・男性・アメリカ

新しいものに出会ったとき、私たちは自分の考えと比較します。そして、自分の考えと同じであれば受け入れ、違っていれば間違っていると言って拒絶します。しかし、いずれの場合も、そこに学びはないのです。
―ティク・ナット・ハン

2017年2月28日、私は養神館本部道場の国際専修生コースを修了し、限られた少数の精鋭だけが属する特別なコミュニティの一員となりました。私が東京にやってきたのは2016年2月。当時、私は合気道を一切やったことがありませんでしたが、専修生コースのためだけに来日したのです。数年前にロバート・トウィッガーの著書でこのコースのことを知り、専修生コースに挑戦しながら日本の文化に触れたいという思いに駆られました。そして、資金を貯め、意を決して日本へ旅立ったのです。その後の1年間は、間違いなく人生で最も特別な経験となりました。

国際専修生コースは、養神館本部道場という場を舞台に、己の精神を試す特別な場です。11カ月間、専修生は身体を鍛え、精神を磨くための厳しい課題に次々と挑戦していきます。そこでは、自分の限界に挑み、さらにその先を目指す経験が日常的に待ち受けています。

国際専修生コースへの参加を考えている方に知っておいていただきたいのは、養神館合気道の身体的な技術を学ぶことは、この非常に厳しいフルタイムの武道訓練プログラムの一部分に過ぎないということです。自己鍛錬や精神の集中力が、技術と同じくらい重要視されています。張り詰めた緊張感の中で自分を律し、鋭い意識を保つ力を養うことが、このプログラムの核心です。半世紀以上の歴史を持つこのコースは、人間性全体を養成することを目的としているのです。

国際専修生コースは段階的に進みます。それぞれの段階は次への土台となり、毎回異なる課題が待っています。また、専修生は一緒に困難に立ち向かうものの、そこで得る体験は一人ひとり異なります。なぜなら、先生方がそれぞれの専修生に合わせた指導を行い、一人ひとりの成長を後押ししてくれるからです。「これが自分の限界だ」と思っても、その思いはすぐに先生方によって覆されます。より深く、より厳しく、今まで以上の力を発揮するよう促されます。その結果、専修生が歩む自己成長の道は、決して周りと同じものにはなりません。また、専修生一人ひとりの態度、意欲、決意が、全体の体験を大きく形作ります。自分自身が注いだ努力次第で、得られるものが決まるのです。

もしこれを読んでいるあなたが、国際専修生コースへの挑戦を考えているなら、安心してください。このコースは現在も毎年春に開講し、1991年から続く伝統の中で世界中から参加者を受け入れています。興味を持たれた方は、ぜひお問い合わせください。そして、「自分ならできる」と確信している方は、ぜひ応募してください。ここには、一生の宝となる旅が待っています。

自分を超え、自分を知る

30代・女性・イギリス

国際専修生コースは、人生で最高の身体を手に入れ、充実した武道の基盤を築くだけでなく、何よりも自分自身をより深く知る機会を与えてくれます。身体的な限界を超える挑戦を通じて、自分の新たな可能性を発見し、「自分にはもっとできる力がある」と気づくことができます。精神面では、毎週のエッセイ課題を通じて、自分の行動や反応、ものの見方を深く見つめ直す時間が得られ、自分が変えたいと思う部分を改善するきっかけをつかむことができます。

ここは合気道だけに集中できる貴重な場です。毎日、週を重ねるごとに、体の使い方や膝、腰、腕の動かし方、呼吸法を少しずつ改善し、一歩一歩、より効果的に動けるようになっていきます。もし今、合気道が好きなら、このコースを通じてその魅力をさらに深く知ることでしょう。合気道の無限に広がる層や奥深さ、その流れるような感覚に感嘆するはずです。

このコースは決して楽なものではありません。むしろ、厳しい挑戦の連続です。しかし、道場でよく言われるように、「このコースで得られるものは、自分がどれだけ努力を注いだかによって決まる」のです。挑戦を受け入れれば、得られるものはとてつもなく大きなものとなるでしょう。

楽しめる地獄、その先に待つ新しい自分

20代・男性・ノルウェイ

当初、私は合気道の基本をしっかり身につけ、武道を体験したいと思いこのコースに参加しました。まさか、それ以上の経験が待っているとは夢にも思っていませんでした。
謙虚さ、敬意、親切心、そして信じられないほどの献身 ー全く異なる文化に囲まれ、私は多くの気づきを得ることができました。そして、畳の上では、自分の限界を超えるよう求められ、やがて自ら進んでその限界を押し広げるようになりました。「限界」とは結局、自分がどこに決めるか次第だと知りました。気がつけば、「専修生の姿勢」が自然と身についていました。それは「前に進み、最善を尽くす」というシンプルな哲学。しかし、そのシンプルさゆえに、私たちの日常では忘れられがちな大切な教えです。
最高の先生方のもとで過ごす中で、私は悟りました。自分が選んだ道は果てしなく続いていて、どれほど歩んできたとしても、その先にはまだ未知の挑戦が待っているのだと。その気づきは、自分が目指すべき理想の姿を心に刻むものとなりました。この道への情熱と献身を、ぜひ次の世代へと伝えていきたいです。
厳しい1年でしたが、間違いなく「楽しめる地獄」でした。何ものにも代えがたい貴重な経験でした。本当に素晴らしい1年でした!

合気道を極める環境

10代・男性・日本

専修生の魅力は、その「恵まれた環境」にあると思います。
第一に、時間的に集中して合気道に取り組めます。毎日稽古が4時間、それを週5日、11ヶ月も行います。たくさんの技を集中的に憶えて、実践していけるので、非常に効率の良い修練となるはずです。
第二に、確かな技術を持った先生方から教えを受けられる魅力があります。若い方からベテランの方まで、幅広い先生方がいます。本部道場の先生方は基本に忠実な技術を教えてくれます。専修生の稽古内容は一般生に比べてとても厳しいですが、得られるものは間違いなく多いです。
第三に、毎日一緒に練習する仲間がいます。警察官と一緒に練習します。まず、警察官と共に過ごす事が貴重な体験です。そして海外から来る一般人もいます。本気で合気道を学びに来た外国人の方々から、私はたくさんの影響を受けました。

打ち込める時間と、確かな指導者と、仲間の存在。このように専修生コースは、合気道を学びたい者にとって恵まれた環境が整っています。あとは、自分で自分を律していくことがとても重要になってきます。
毎日4時間も稽古をしていると、やはり辛い日も出てきます。そのような時に、どのような気持ちを持つかが大事です。専修生は体力も必要ですが、心の強さが重要です。私自身、厳しい稽古に何度も辞めたいと思う時がありました。そんな時私は「1日1日を乗りきる」事を考え、最後までやり抜く事が出来ました。
専修生をしている間、自分自身を省みる機会が多く生まれました。そのような意味で、私にとって専修生生活は合気道の技術そのものだけでなく、人間性も磨けた1年間であったと思います。この一年間で学んだ事は、今後の生活でも様々なところで活かされてくるのではないかと思っています。例えば、何事も集中力を持って取り組むようになりました。専修生で過ごした時間は、私にとって非常に価値ある経験になったと思っています。

限界の先へ 一生の宝となる旅がここにある

30代・男性・アメリカ

新しいものに出会ったとき、私たちは自分の考えと比較します。そして、自分の考えと同じであれば受け入れ、違っていれば間違っていると言って拒絶します。しかし、いずれの場合も、そこに学びはないのです。
―ティク・ナット・ハン

2017年2月28日、私は養神館本部道場の国際専修生コースを修了し、限られた少数の精鋭だけが属する特別なコミュニティの一員となりました。私が東京にやってきたのは2016年2月。当時、私は合気道を一切やったことがありませんでしたが、専修生コースのためだけに来日したのです。数年前にロバート・トウィッガーの著書でこのコースのことを知り、専修生コースに挑戦しながら日本の文化に触れたいという思いに駆られました。そして、資金を貯め、意を決して日本へ旅立ったのです。その後の1年間は、間違いなく人生で最も特別な経験となりました。

国際専修生コースは、養神館本部道場という場を舞台に、己の精神を試す特別な場です。11カ月間、専修生は身体を鍛え、精神を磨くための厳しい課題に次々と挑戦していきます。そこでは、自分の限界に挑み、さらにその先を目指す経験が日常的に待ち受けています。

国際専修生コースへの参加を考えている方に知っておいていただきたいのは、養神館合気道の身体的な技術を学ぶことは、この非常に厳しいフルタイムの武道訓練プログラムの一部分に過ぎないということです。自己鍛錬や精神の集中力が、技術と同じくらい重要視されています。張り詰めた緊張感の中で自分を律し、鋭い意識を保つ力を養うことが、このプログラムの核心です。半世紀以上の歴史を持つこのコースは、人間性全体を養成することを目的としているのです。

国際専修生コースは段階的に進みます。それぞれの段階は次への土台となり、毎回異なる課題が待っています。また、専修生は一緒に困難に立ち向かうものの、そこで得る体験は一人ひとり異なります。なぜなら、先生方がそれぞれの専修生に合わせた指導を行い、一人ひとりの成長を後押ししてくれるからです。「これが自分の限界だ」と思っても、その思いはすぐに先生方によって覆されます。より深く、より厳しく、今まで以上の力を発揮するよう促されます。その結果、専修生が歩む自己成長の道は、決して周りと同じものにはなりません。また、専修生一人ひとりの態度、意欲、決意が、全体の体験を大きく形作ります。自分自身が注いだ努力次第で、得られるものが決まるのです。

もしこれを読んでいるあなたが、国際専修生コースへの挑戦を考えているなら、安心してください。このコースは現在も毎年春に開講し、1991年から続く伝統の中で世界中から参加者を受け入れています。興味を持たれた方は、ぜひお問い合わせください。そして、「自分ならできる」と確信している方は、ぜひ応募してください。ここには、一生の宝となる旅が待っています。

自分を超え、自分を知る

30代・女性・イギリス

国際専修生コースは、人生で最高の身体を手に入れ、充実した武道の基盤を築くだけでなく、何よりも自分自身をより深く知る機会を与えてくれます。身体的な限界を超える挑戦を通じて、自分の新たな可能性を発見し、「自分にはもっとできる力がある」と気づくことができます。精神面では、毎週のエッセイ課題を通じて、自分の行動や反応、ものの見方を深く見つめ直す時間が得られ、自分が変えたいと思う部分を改善するきっかけをつかむことができます。

ここは合気道だけに集中できる貴重な場です。毎日、週を重ねるごとに、体の使い方や膝、腰、腕の動かし方、呼吸法を少しずつ改善し、一歩一歩、より効果的に動けるようになっていきます。もし今、合気道が好きなら、このコースを通じてその魅力をさらに深く知ることでしょう。合気道の無限に広がる層や奥深さ、その流れるような感覚に感嘆するはずです。

このコースは決して楽なものではありません。むしろ、厳しい挑戦の連続です。しかし、道場でよく言われるように、「このコースで得られるものは、自分がどれだけ努力を注いだかによって決まる」のです。挑戦を受け入れれば、得られるものはとてつもなく大きなものとなるでしょう。

楽しめる地獄、その先に待つ新しい自分

20代・男性・ノルウェイ

当初、私は合気道の基本をしっかり身につけ、武道を体験したいと思いこのコースに参加しました。まさか、それ以上の経験が待っているとは夢にも思っていませんでした。

謙虚さ、敬意、親切心、そして信じられないほどの献身 ー全く異なる文化に囲まれ、私は多くの気づきを得ることができました。そして、畳の上では、自分の限界を超えるよう求められ、やがて自ら進んでその限界を押し広げるようになりました。「限界」とは結局、自分がどこに決めるか次第だと知りました。気がつけば、「専修生の姿勢」が自然と身についていました。それは「前に進み、最善を尽くす」というシンプルな哲学。しかし、そのシンプルさゆえに、私たちの日常では忘れられがちな大切な教えです。

最高の先生方のもとで過ごす中で、私は悟りました。自分が選んだ道は果てしなく続いていて、どれほど歩んできたとしても、その先にはまだ未知の挑戦が待っているのだと。その気づきは、自分が目指すべき理想の姿を心に刻むものとなりました。この道への情熱と献身を、ぜひ次の世代へと伝えていきたいです。

厳しい1年でしたが、間違いなく「楽しめる地獄」でした。何ものにも代えがたい貴重な経験でした。本当に素晴らしい1年でした!

よくあるご質問

国際専修生コースとは、一般の稽古と異なり、約1年という限られた時間の中で限界まで合気道に打ち込むクラスです。過酷な訓練を経て、強靭な肉体だけでなく、精神力と指導者としてのふさわしい人間性を養うことを目的としています。
国際専修生コースでは、黒帯(初段)と指導者資格(4級までの推薦資格を有する)を取得することを目標としています。
国際専修生コースの募集は、原則毎年行っています。詳細な日程や応募方法については、入会案内にある国際専修生コースをご確認ください。最新情報は、お問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ

ご不明な点はお問い合わせフォーム、もしくはお電話・FAXよりお尋ねください。

合気道養神館 本部道場
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場4-17-15 東陽ビルディング2F
電話:03-3368-5556
FAX:03-3368-5578

道場のご案内

住所
〒169-0075
東京都新宿区高田馬場4-17-15 東陽ビルディング2F
TEL
電話:03-3368-5556
FAX:03-3368-5578
アクセス
JR山手線「高田馬場駅」早稲田口より徒歩5分
西武新宿線「高田馬場駅」早稲田口より徒歩5分
東京メトロ東西線「高田馬場駅」1番出口より徒歩5分
開館時間
月曜日・祝日:休館
火曜日:10:00 ~ 20:15
水曜日:7:00 ~ 20:15
木曜日:10:00 ~ 20:15
金曜日:7:00 ~ 20:15
土曜日:8:30 ~ 17:00
日曜日:10:00 ~ 14:00

合気道を極める環境

10代・男性・日本

専修生の魅力は、その「恵まれた環境」にあると思います。
第一に、時間的に集中して合気道に取り組めます。毎日稽古が4時間、それを週5日、11ヶ月も行います。たくさんの技を集中的に憶えて、実践していけるので、非常に効率の良い修練となるはずです。
第二に、確かな技術を持った先生方から教えを受けられる魅力があります。若い方からベテランの方まで、幅広い先生方がいます。本部道場の先生方は基本に忠実な技術を教えてくれます。専修生の稽古内容は一般生に比べてとても厳しいですが、得られるものは間違いなく多いです。
第三に、毎日一緒に練習する仲間がいます。警察官と一緒に練習します。まず、警察官と共に過ごす事が貴重な体験です。そして海外から来る一般人もいます。本気で合気道を学びに来た外国人の方々から、私はたくさんの影響を受けました。

打ち込める時間と、確かな指導者と、仲間の存在。このように専修生コースは、合気道を学びたい者にとって恵まれた環境が整っています。あとは、自分で自分を律していくことがとても重要になってきます。
毎日4時間も稽古をしていると、やはり辛い日も出てきます。そのような時に、どのような気持ちを持つかが大事です。専修生は体力も必要ですが、心の強さが重要です。私自身、厳しい稽古に何度も辞めたいと思う時がありました。そんな時私は「1日1日を乗りきる」事を考え、最後までやり抜く事が出来ました。
専修生をしている間、自分自身を省みる機会が多く生まれました。そのような意味で、私にとって専修生生活は合気道の技術そのものだけでなく、人間性も磨けた1年間であったと思います。この一年間で学んだ事は、今後の生活でも様々なところで活かされてくるのではないかと思っています。例えば、何事も集中力を持って取り組むようになりました。専修生で過ごした時間は、私にとって非常に価値ある経験になったと思っています。

限界の先へ 一生の宝となる旅がここにある

30代・男性・アメリカ

新しいものに出会ったとき、私たちは自分の考えと比較します。そして、自分の考えと同じであれば受け入れ、違っていれば間違っていると言って拒絶します。しかし、いずれの場合も、そこに学びはないのです。
―ティク・ナット・ハン

2017年2月28日、私は養神館本部道場の国際専修生コースを修了し、限られた少数の精鋭だけが属する特別なコミュニティの一員となりました。私が東京にやってきたのは2016年2月。当時、私は合気道を一切やったことがありませんでしたが、専修生コースのためだけに来日したのです。数年前にロバート・トウィッガーの著書でこのコースのことを知り、専修生コースに挑戦しながら日本の文化に触れたいという思いに駆られました。そして、資金を貯め、意を決して日本へ旅立ったのです。その後の1年間は、間違いなく人生で最も特別な経験となりました。

国際専修生コースは、養神館本部道場という場を舞台に、己の精神を試す特別な場です。11カ月間、専修生は身体を鍛え、精神を磨くための厳しい課題に次々と挑戦していきます。そこでは、自分の限界に挑み、さらにその先を目指す経験が日常的に待ち受けています。

国際専修生コースへの参加を考えている方に知っておいていただきたいのは、養神館合気道の身体的な技術を学ぶことは、この非常に厳しいフルタイムの武道訓練プログラムの一部分に過ぎないということです。自己鍛錬や精神の集中力が、技術と同じくらい重要視されています。張り詰めた緊張感の中で自分を律し、鋭い意識を保つ力を養うことが、このプログラムの核心です。半世紀以上の歴史を持つこのコースは、人間性全体を養成することを目的としているのです。

国際専修生コースは段階的に進みます。それぞれの段階は次への土台となり、毎回異なる課題が待っています。また、専修生は一緒に困難に立ち向かうものの、そこで得る体験は一人ひとり異なります。なぜなら、先生方がそれぞれの専修生に合わせた指導を行い、一人ひとりの成長を後押ししてくれるからです。「これが自分の限界だ」と思っても、その思いはすぐに先生方によって覆されます。より深く、より厳しく、今まで以上の力を発揮するよう促されます。その結果、専修生が歩む自己成長の道は、決して周りと同じものにはなりません。また、専修生一人ひとりの態度、意欲、決意が、全体の体験を大きく形作ります。自分自身が注いだ努力次第で、得られるものが決まるのです。

もしこれを読んでいるあなたが、国際専修生コースへの挑戦を考えているなら、安心してください。このコースは現在も毎年春に開講し、1991年から続く伝統の中で世界中から参加者を受け入れています。興味を持たれた方は、ぜひお問い合わせください。そして、「自分ならできる」と確信している方は、ぜひ応募してください。ここには、一生の宝となる旅が待っています。

自分を超え、自分を知る

30代・女性・イギリス

国際専修生コースは、人生で最高の身体を手に入れ、充実した武道の基盤を築くだけでなく、何よりも自分自身をより深く知る機会を与えてくれます。身体的な限界を超える挑戦を通じて、自分の新たな可能性を発見し、「自分にはもっとできる力がある」と気づくことができます。精神面では、毎週のエッセイ課題を通じて、自分の行動や反応、ものの見方を深く見つめ直す時間が得られ、自分が変えたいと思う部分を改善するきっかけをつかむことができます。

ここは合気道だけに集中できる貴重な場です。毎日、週を重ねるごとに、体の使い方や膝、腰、腕の動かし方、呼吸法を少しずつ改善し、一歩一歩、より効果的に動けるようになっていきます。もし今、合気道が好きなら、このコースを通じてその魅力をさらに深く知ることでしょう。合気道の無限に広がる層や奥深さ、その流れるような感覚に感嘆するはずです。

このコースは決して楽なものではありません。むしろ、厳しい挑戦の連続です。しかし、道場でよく言われるように、「このコースで得られるものは、自分がどれだけ努力を注いだかによって決まる」のです。挑戦を受け入れれば、得られるものはとてつもなく大きなものとなるでしょう。

楽しめる地獄、その先に待つ新しい自分

20代・男性・ノルウェイ

当初、私は合気道の基本をしっかり身につけ、武道を体験したいと思いこのコースに参加しました。まさか、それ以上の経験が待っているとは夢にも思っていませんでした。

謙虚さ、敬意、親切心、そして信じられないほどの献身 ー全く異なる文化に囲まれ、私は多くの気づきを得ることができました。そして、畳の上では、自分の限界を超えるよう求められ、やがて自ら進んでその限界を押し広げるようになりました。「限界」とは結局、自分がどこに決めるか次第だと知りました。気がつけば、「専修生の姿勢」が自然と身についていました。それは「前に進み、最善を尽くす」というシンプルな哲学。しかし、そのシンプルさゆえに、私たちの日常では忘れられがちな大切な教えです。

最高の先生方のもとで過ごす中で、私は悟りました。自分が選んだ道は果てしなく続いていて、どれほど歩んできたとしても、その先にはまだ未知の挑戦が待っているのだと。その気づきは、自分が目指すべき理想の姿を心に刻むものとなりました。この道への情熱と献身を、ぜひ次の世代へと伝えていきたいです。

厳しい1年でしたが、間違いなく「楽しめる地獄」でした。何ものにも代えがたい貴重な経験でした。本当に素晴らしい1年でした!